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茨城県内の小中学校・高校では、既に外国にルーツを持つ子ども達が大勢学んでいます。中には日本語指導を必要とする子どもたちも多く、国際学級や課外授業、地域の日本語教室などで日本語や教科の学習をしています。今年度、茨城NPOセンター・コモンズでは、茨城県教育委員会から「グローバル・サポート事業」を受託いたしました。本事業では、外国につながる児童生徒の日本語指導・学習環境の向上を通じて、かれらが茨城県と母国との架け橋となるグローバル人財になるよう支援することを目指しています。
今回、有識者や現場での実践歴の長い講師の皆さんをお迎えして、外国にルーツのある子どもたちへの日本語指導講座全3回を企画いたしました。
茨城県内の外国ルーツの子どもたちへのよりよい日本語指導・サポートのために、そうした子どもをサポートしている皆さんと一緒に勉強し、考えてみませんか。
講座概要
日時・ 第1回 2019年7月28日(日)10:00~16:00 筑波大学 総合研究棟A111教室
会場 第2回 2019年8月10日(土)10:00~16:00 コモンズ えんがわハウス
第3回 2019年8月17日(土) 9:30~16:00 筑波大学 総合研究棟A111教室
対象 外国にルーツのある子どもへの教育に関心のある方ならどなたでも
参加費 無料
お申し込み 7月26日(金)までにメール global@npocommons.org または 電話 070-2303-7416 にて、
【ご所属、参加者名、参加する回、ご連絡先】を添えてお申込みください。
各回の内容
回 | 開催日 | テーマ | 講師 |
第1回 | 7月28日(日) |
DLA(外国人児童生徒のためのJSL対話 型アセスメント)*を学校現場で活用する方法を学ぶ
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伊東祐郎氏(国際教養大学) 前任の東京外国語大学在任中に、 文科省DLA検討会で座長を務める
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第2回 | 8月10日(土) |
①私が出会った子どもたち、日本語指導での子どもの意欲の高め方 ②常総市での夜間中学の開設・常総でのコモンズの取り組みについて
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①大﨑紀子氏(日本語教師) 長岡礼子氏(元国際学級担当) ②水海道中学校の夜間中学担当、コモンズ学習支援担当
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第3回 | 8月17日(土) |
①つくば市の小中学校で教員とボランティアはどう教えているか ②日本語指導教員が協働で作った日本語力の指標と教材を活用した日本語指導の事例紹介 |
①吉田麻子氏(つくば・風の会)、金久保紀子氏(筑波学院大学) ②小池亜子氏(国士舘大学) 群馬県伊勢崎市の学校を継続支援 |
*「DLA」とは、公立学校に在籍する外国人児童生徒への日本語教育を行うにあたり、子ども達の日本語能力を適切に測定及び判定するために開発された評価方法です。
※第1回に参加する方は、下記文科省URLよりDLAのテキストをダウンロード・印刷し、お持ちください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/1345413.htm
講座の詳細について、下記チラシをご覧ください。